【ネタバレ注意】ガラスの仮面第1巻その⑧【姫川亜弓・・・ほんとに天才なんだ】

      2016/02/06

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劇団の稽古見学を許されたマヤ。
マヤが入団希望と知り、嫌みを連発する絶対売れなさそうな劇団員たち。
レッスン課題のパントマイム「逃げた小鳥」をやらされるはめに。

一方速水真澄と小野寺理事は、月影邸へ。
そこで月影黒夫人の過去が明かされる。

32年前女優だった月影千草は
幻の名作演劇「紅天女」の主演女優。
紅天女の劇作家・尾崎一蓮は死ぬ時に
月影千草に上演権利を与え
小野寺と真澄はその上演権利を狙っているのだった。

不幸にも開演中に舞台照明が落下し、
月影黒夫人の顔面を直撃したことで
整形もできないほどつぶされ女優生命を断たれたのだった。

その説明の中、日頃右顔面を覆っている髪の毛を上げ、
醜くえぐれた素顔を突如披露する月影。

小野寺ノーリアクション。
読者だけの為に隠して来た素顔を見せてくれる
さすが往年の大女優である。

20年以上上演されていない紅天女。
その幻の名作をよみがえらせるべく
日本随一の芸能事務所・大都芸能が動いているのである。

しかし月影は譲らない。
そして紅天女を自らの手で復活させるため、
自らの芸をすべてたたきこんだ女優を育てるため、
長年にわたる沈黙を破り、演劇研究所を立ち上げるのだった。
すでに入団申込は殺到とのこと。

驚く真澄と小野寺。

一方劇団オンディーヌ。
「逃げた小鳥コント」をやらされる羽目になったマヤ。

見かねた桜小路君が助け舟を出す。

「よせよ君達!ぼくがかわりにやってやるよ!」

イケメンで劇団の有望株、
初対面のマヤにも優しい正義の男。
まさに出来杉君である。

しかし桜小路の静止をふりきってコントに挑むマヤ。
初めてのパントマイム、
見せ方や技量はつたなく失笑を買う。

しかし、姫川亜弓だけはマヤの芝居を見ていた。
目の動き目の表情だけで小鳥の動きがわかる。

解説者・亜弓の言葉を聞いて驚く劇団員。
逆にお前らは今まで何のレッスンをしていたのか。

マヤの本質に気づかない劇団員たちからは野次が飛ぶ。

「鳥が上の方に止まってしまって
 どうやって捕まえていいのかわからないんだもの」

レッスン場爆笑。
しかし亜弓だけは鬼の形相。

そこで出来杉君が助けに入る。
そしてマヤの初めてのコントにも潤んだ瞳で大絶賛。
しかも両肩に手をかけて。
そら好きになるわ。

「このパントマイムの続きを私にやらせてください!」

切り出したのは亜弓。
前代未聞のリレーコントが催される。

亜弓は見事に、パントマイムで小鳥を指に呼び寄せ、
鳥かごに戻した。
さすがは永遠の技巧派。

「姫川亜弓・・・ほんとに天才なんだ」

亜弓の見事なコントが
帰りの電車でも頭から離れないマヤ。

一方の亜弓もマヤを絶賛。
マヤを馬鹿にする他の劇団員たちを
さらにおばかさん扱いする始末。

正論だが、友達はおらんやろうな。

所変わって姫川邸。
敷地入口から玄関まで100mはあろうかという豪邸。
その豪華なリビングで紅天女の上演について語る
亜弓の母・姫川歌子と真澄・小野寺コンビ。

姫川歌子を主演に紅天女を上演する大都芸能の野望。
その話を聞いた亜弓は紅天女に興味を持つ。

生まれながらのスター姫川亜弓。
その優れた美貌と天才的な演技の才能。

そんな亜弓を見ながらも速水真澄は
月影邸に出入りしていたマヤを思い出す。

「妙だな・・・なぜか気にかかる・・・」

ロリコン疑惑再浮上。

つづく

 - あらすじ・ネタバレ注意, 第1巻・千の仮面を持つ少女