【ネタバレ注意】ガラスの仮面第7巻その⑥【キャサリンの仮面をかぶれなかった・・・】

      2016/09/24

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麗のバイト先でカフェオレをしこたま飲んだマヤ。
麗に背負われて帰るとアパートの前には黒塗りの車。
そして黒スーツにサングラスの男。
例の東洋劇場企画部の人だった。

しかし青柳芸能プロといい、今回の東洋劇場といい、
演劇界は黒スーツにサングラスといういでたちが主流なのか。

前の栄進座の舞台を見た東洋劇場会長の推薦で
嵐が丘のキャサリンの少女時代役のオーディションへの参加を打診されたのだった。

「すごいね!マヤ!キャサリン役だってよ!
 少女時代とはいえ主役だよ!」

喜ぶ麗、そして若干驚きながらも参加を決めたマヤ。

後日東洋劇場に向かったマヤ。
他にも生え抜きの劇団より数人テストを受ける人がいるとのこと。

会場に入ってきたマヤに早速ガンを飛ばす。
すでに戦いは始まっている様子。
美人風の絵川由紀16歳
カリフラワーみたいな髪型の田中圭子14歳

時代のせいなのか、こういうカリフラワーみたいな髪型の人物がちょいちょい登場する。
マヤを見た二人の感想。

「この少女がキャサリン役を受けに・・・?」

いやカリフラワーもどうかしてるぞ。

そして部屋の片隅には佇むイケメン。
ヒースクリフの少年時代を演じる真島良くん。

そして無意味に真島良と絵川雪が見つめ合う。

そしてこの出来レース感。
なんでもこの絵川由紀と真島良は同じ劇団だとか。
そしてテスト会場に呼ばれた一同。
そこには演出家、演出補、企画部長、
そして主人公の大人時代を演じる役者陣。

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キャサリン役の夏江梨子はやばい。
髪の毛の色は不明。
まぶたに縦線が入ったアイシャドー。
笑っていない目。
背景には謎の植物。
こわすぎ。
演劇界の大御所はこんなやつしかおらんのか。

まずは面接開始。
嵐が丘のキャサリンをどう思うか?

「しまった!読んでおくんだった・・・!」

さすが天才マヤ。

絵川とカリフラワーがそれぞれの思い描くキャサリンを語る中

「今はよくわかりませんが
 あたしなりのキャサリンを演じたいと思います。」

審査員にリアクションすらしてもらえない。

つづいて舞台テストへ。
移動中やはり真島と絵川はいちゃいちゃしとる。

「あなたと一緒に舞台に立ちたくて
 このキャサリン役を受けたのよ」

動機が不純。

「それにしてもなんだってあんな変な子が一人混じったんだろう?」

マヤをみた真島の感想。
ひどい言われようである。

マヤは決して描写を見る限り、
変わってはいるがそんなブサイクでもないし、
そこまでコケにされるほどなのだろうか。

舞台テストでは歩きのテストと舞台の読み合わせ。
絵川とカリフラワーが無難にこなす中、
役柄を知らないマヤは見当違いの演技と、
相変わらずの天然で関係者を失笑させる。

オーディションは終了。発表は二日後。

「キャサリンの仮面をかぶれなかった・・・」

マヤの結果は散々たるものだった。

オーディション終了後。
絵川が第一候補らしい。
カリフラワーは歯牙にもかけられていない様子。

「あの北島マヤという子だけはどうもいただけませんな」

演出家たちが酷評している中

「キャサリンの役がつかめなくて失敗したのだろう」

例の和服の会長登場。

「下手な先入観などない方がいい」

「もともと実力を買われてここへ来た少女だ」

またしても鶴の一声。
わざわざオーディションやる意味ないわ。
演出家も「はぁぁ・・・」としか言えない。

結局マヤこそが出来レースだったようである。

つづく

 - あらすじ・ネタバレ注意, 第7巻・舞台あらし(1)