【ネタバレ注意】ガラスの仮面第9巻その⑨【婆じゃあ、鬼婆がきたぞー!】

   

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4月。
紫のバラの人の援助の下、一ツ星学園高等部に入学したマヤ。
マヤの所属する1年E組は別名タレントクラスと呼ばれている。
新人歌手やタレント、またそのタマゴ達が集まり、
芸能人が多いこの学園でも注目のマトなのだそうな。
説明してくれたのは、見るからに一般生徒の女子。
同じく地味なマヤを見て、一方的に話しかけ、一方的に親友扱いをする。

授業開始。出席を確認し、北島マヤの名前が呼ばれた瞬間クラスの空気が変わる。

「北島・・・マヤ・・・」
「まさかあの子が舞台あらし・・・?」
「あの演技の天才姫川亜弓と争ったって噂の・・・・?」

演劇界だけでなく、芸能界でもマヤの武勇伝は噂になっているらしい。

そしてこの一ツ星学園、多くのタレントや芸能人が通っている上に、演劇部が全国的に有名。
高校演劇の全国大会で毎年の様に優勝し、
有名な演出家や役者が指導にあたっている。
厳しい演技テストをパスして入部できる名門演劇部なのだ。
そしてその演劇部のスターが金谷英美。

一見地味ではあるが、出番が来ると台本を投げ捨て、髪の毛を振り乱し雰囲気が一変。

「婆じゃあ、鬼婆がきたぞー!」

鬼気迫る鬼婆の演技に度肝を抜かれるマヤ。
ちゅうか、なんちゅう芝居してんねん。

「わしゃ鬼婆になったんじゃぁー!」

「すごい・・・こんな人がいたなんて・・・」

こんな演劇部があることに驚く。
そして稽古場の隅にはサングラスの男。
「石の微笑」の際にも地下劇場に来ていた男だ。

御察しの通り、「【ネタバレ注意】ガラスの仮面第9巻その①【舞台の全てはマヤの人形の演技にかかっています】」の回に現れた大都芸能の関係者である。
ヘレンケラー役の選出のために、金谷英美をマークしていたのだった。

今回はマヤの高校生活の幕開けとともに、
噛ませ役の鬼婆芸人の唯一の見せ場となっている。
全国大会で毎年の様に優勝する高校演劇の名門。
その稽古風景が鬼婆の芝居。
とても闇が深い。

つづく

 - あらすじ・ネタバレ注意, 第9巻・舞台あらし(3)