「ジュリエット」ガラスの仮面・劇中作品データ

      2019/05/04

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出演:
ジュリエット 姫川亜弓

演出:小野寺一
脚本:ベテラン劇作家・成木先生
パントマイム講師:マルセル・モーリア
モダンバレエ講師:倉橋先生

観客:俳優や演出家、劇評家など演劇界の重鎮のほか、学者や研究者、英国公使夫妻
月影千草、速水真澄、水城冴子、姫川貢、姫川歌子、桜小路優 ほか

マヤが一ツ星学園にて一人芝居を行なっているころ
なぜか、姫川亜弓も一人芝居を試みた。

あらすじ

ひとりジュリエット

マヤとは桁違いの一人芝居

一人芝居とはいえ、大都芸能のサポート体制は万全。
百戦錬磨の政治家・小野寺先生を筆頭に、
脚本はベテラン劇作家の成木先生、
フランスからはパントマイムの名手,マルセル・モーリア先生、
モダンバレエの倉橋先生と著名講師陣を招聘。
劇団オンディーヌの稽古場を独占し、
部外者をシャットアウトして稽古を行なっていた。

その稽古は朝から何時間もぶっ通しで行われ、
なぜか同席しているだけの小野寺先生も汗だくになっている様子。
姫川亜弓のことを親の七光りかと色眼鏡で見ていた倉橋先生もその考えを改め、
彼女の才能と実力、演劇への姿勢を高く評価。
パントマイムのマルセル・モーリア先生も、姫川亜弓という才能に出会えたことを感謝するほどの入れ込みようであった。

大都芸能お得意の戦術が炸裂

今回の「ジュリエット」、細かく描写されてはいないが、
制作は速水真澄率いる大都芸能であり、劇場も大都劇場であろうか。
劇団オンディーヌで稽古をしていること、
小野寺先生が演出を務めていることなどから推測される。

また事前の大げさな記者会見や著名講師陣を招いての話題作り、
初日には一般客は観劇できず、
一流の俳優や演出家といった演劇関係者のほか、
作家、音楽家、歴史家といった畑違いの研究者なども招き、
さらには英国公使夫妻も来場している。
結果話題が話題を呼び、舞台は大成功、
姫川亜弓の名声はさらに上がり、
このやり方はまさに大都芸能が得意とする戦術であるとも言える。

ひとり「ジュリエット」

今回のこの舞台、「ジュリエット」というタイトルである。
しかし関係者やマスコミ、あるいは部外者のマヤや姫川亜弓本人まで
「ひとりジュリエット」と呼んでいるのがわらける。

まあ確かに「ジュリエット」だと役名なんか作品名なんかよくわからんでもない。
しかし、「ひとりカラオケ」みたいな安易な呼び方はいかがなものか。

しかし「演ってみせるわ・・・ひとりジュリエット・・・」と燃える姫川亜弓
「ああ・・・亜弓さんの・・・ひとりジュリエット・・・」と恐れる北島マヤ

なんだかずっこけそうになる。

まとめ

ひとりジュリエットは大成功。
姫川亜弓はアカデミー芸術祭大賞に推薦され、
紅天女の座へとまた一歩近づいたのであった。

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