「わが作品No707 愛しのオランピア」ガラスの仮面・劇中作品データ

      2019/08/03

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一ツ星学園文化部研究発表会
出演:一ツ星学園演劇部
客演:北島マヤ ルル役
劇場:どこかの公民会館
観客:父兄関係者、招待客他、一ツ星学園教職員生徒多数

あらすじ

演目はバレエの「コッペリア」を下敷きにした物語で
人形師コペリウスの作った美しい人形オランピアに
そうとは知らず恋する哀しい男の物語、
それを現代風に脚色。

機械工学の博士で32歳独身の変わり者
自称発明家のコペリウスが作った美しいロボット娘
作品NO707 オランピアが巻き起こす珍騒動の物語

マヤが演じる役は博士が発明したお手伝いロボットルル。
出番は多くはないが舞台での緊張を和らげ笑いを誘う大事な役だ。

客演・マヤ

「女海賊ビアンカ」「通り雨」と一人芝居で存分に実力を発揮し、
学内においてもたくさんのファンを生み出したマヤ。
なんと演劇部部長直々のスカウトにより演劇部の研究発表会への客演が決定した。

「一つの舞台の成功は次の舞台の幕を開く」

とあくまでも紅天女への道のりの肥やしとしてしか考えていないマヤ。
しかし稽古時から圧倒的な演技力で演劇部員等を唸らせる。
そしてこれまでは関係者しか集まらないような地味な会であった
文化部研究発表会では客席2500席は埋まり、
立ち見で通路が埋まるほどまでに。
観客の大半は学園の生徒と教職員であり、
マヤが登場すると新喜劇のように客席から拍手と歓声が巻き起こる。
またしてもマヤは伝説を作ったのだった。

演劇部部長

マヤを連れてきたのはおなじみの演劇部部長。
当初はマヤを気にしながらも見下しなめていた演劇部員等だが
稽古でマヤが披露したロボットの芝居に圧倒される。
本番でもロボットとしての動きだけでなく、
軽妙な芝居や無駄のない間合い、
コミカルな動きで次から次へと大爆笑をゲット。
演劇部部長は心の底からマヤの実力と集客力に感じ入り、
本当は自分がマヤに嫉妬していたのだというカミングアウトをするまでに心を開いたのだった。

しかしこの部長、マヤの実力と人気を知りながらも、
稽古では発狂しそうなまでにマヤの演技に圧倒され、
マヤ人気で埋まった客席に驚き、
マヤの実力を本番中なんども噛み締めると言う
謎の再確認作業を行い、そしてストーリーとマヤの実力を解説する役割を担当している。

謎の男登場

終演後、楽屋には紫のバラが。
慌ててマヤが後を追うと、駐車場でついに謎の男と接触。
紫のバラのひとに会えたと感無量のマヤであるが、
実は紫のバラのひとの命を受けバラを届けた聖唐人さんであった。
涙ながらに懇願するマヤに押され、紫のバラのひとや自分のことを詮索しないことを条件に
連絡先を教えた。

実はこの聖さん、速水真澄に個人的に仕える影の人物である。
とあるきっかけで先代社長に命を救われ、
家族を亡くし、戸籍を失い、
親子二代に渡って影働きに従事しているというとんでもない人。
会社の重役ですら知らない、速水真澄の個人的なスパイであり、
競合他社の情報などを探っているのだ。

しかも今回は競合他社の情報と同列に
北島マヤのレポートを作成するほどの力の入れようにも関わらず、
一女子高生にあとをつけられ見つかってしまうと言うスパイとしては致命的なミスを犯している。

ちなみに聖さんのマヤの感想

「不思議な少女だ」

あんたが一番不思議や。

まとめ

紅天女への道のりの一つとしてマヤの肥やしになった演劇部であった。
しかも直接的には紅天女への道に関わっていない。
しかしながら紫のバラのひとへ連絡するすべを得たことは
マヤにとって大いなるプラスであったといえよう。

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